

地震の揺れが収まって、停電から復旧したらコンセントから突然出火――
避難して戻ってきたら家が燃えていた――
1995年の阪神・淡路大震災、都市部を焼き尽くす火事の光景はあなたも見覚えがあるはずです。このとき、599名の方が火災によって亡くなりました。
この地震火災の原因、なんと61%が電気によるものだったのです(ガスなどへの引火含む)。ガスコンロの火ならまだしも、安全だと思っていた電気がなぜ火事を引き起こしたのか……あなたはわかりますか?
地震発生は真冬の朝。電気ストーブやホットカーペットなどの電気器具を使っているなかで地震が発生し、人々は慌てて避難しました。そこで停電が起こり、ストーブの電源もOFF。ライフラインのなかでも復旧が早い電気は数時間を過ぎたあたりから復旧し、再びストーブに通電しました。
そこで突然の出火。
人々は避難していて無人なので、
当然消火活動もなされないまま焼き尽くされてしまったのです。
ストーブのコードはコンセントにつながれたまま。朝と違うのは、家具やがれきで本体が倒れて破損し、コードも圧迫された状態にあったということです。コンセントやコードに通電したことでショートして火花が散り、地中から漏れたガスに引火し、あっという間に燃え広がってしまったのです。
人々はこのとき初めて、地震による電気火災の恐ろしさを知りました。
また、コンセントや電気器具は日常生活においてもたびたび火災の原因になります。プラグとコンセントの隙間に溜まったほこりが原因で起こるトラッキングやたこ足配線からの出火もその例です。私たちは、コンセントや電気器具から出火して起こる電気火災の恐ろしさを、もっとしっかり知り、対策を講じないといけません。
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